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2015年4月30日 (木)

メガマウスザメ カムバック その5

こんにちはメガ ガクゲイジャーです。今日はGWも中休みですが、「カムバック その5」 最終です。

○「メガマウスザメの行方」 

解剖後、メガマウスザメは再び冷凍倉庫に運び入れられました。その後、メガマウスザメをどうするのか協議され、剥製を製作することが秋に決まりました。

以前、製作していただいた業者さんは仕事をお辞めになられたようで、業者さんを探すところから始まりました。なかなか4mもあるような大きな魚を剥製にできるところは少ないようで、それでもなんとか探し出してお願いすることとなりました。 Dsc_0035またまた、冷凍倉庫から運び出され、解凍です(笑)。10月に剥製業者さんのトラックで運んでいかれましたが、やはり運ぶのにも一苦労です。車を運ぶ専用のトラックに 乗せられて、製作現場に運ばれていきました。Dsc_0127

輸送当日も担当者は、業者さんと細かな打ち合わせを行っていました。作製は春までかかりましたが、その間も担当者は確認と打ち合わせのため、たびたび現場へ出向いていきました。ご苦労様でした。
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さて、製作の様子ですが、まずは魚が腐らないように防腐処理です。容器の中に特殊な溶液を入れて、しばらく置いておきます。

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その後、剥製の芯になる型をつくるため、砂に埋められて完成時の形を決めていきます。この上に石膏を流して、外側の型ができます。さらにできた型に発泡ウレタンを充填して、芯の出来上がりです。かなり繊細で、大変な作業です。

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でも、ここからが職人技です。剥製にするためには、肉を取り除いて皮一枚にしなくてはなりません。下の写真は、皮だけになったメガマウスザメですが、皮の厚さはかなり薄いです。よく、破らずにできるものだと感心させられます。
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次にできた芯に皮をかぶせて調整していきます。乾燥すると皮は縮んでしまうので、そのあたりも考慮しなくてはならないようです。尾びれの写真ですが、芯に皮をかぶせていますが、まだ肉があるような感じの出来上がりです。さすが!!

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その後、乾燥させ着色して完成しました。完成した剥製を見ているとそのような背景はわかりませんが、実際には熟練された技とたくさんの時間が費やされています。

メガマウスザメが剥製になるまでの1年間、振り返るといろいろとありました。

一番初めに快く港に水揚げしてくれた漁師さんたち、急な話にも関わらず冷凍庫に入れてくだった倉庫の関係者、また公開解剖を行っていただいた田中先生や堀江先生、学生さんたち、剥製にするために多大なるご尽力をいただいた大学関係者の皆様、本当に多くの人のご協力により完成しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

是非とも、雌雄そろったメガマウスザメを見にきてください![○] <終わり>

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